質問
2019/11/12 10:33 作成

地方銀行の未来についてご意見をお聞かせください。

当方、地銀に長年務める30代行員です。近年にみられる人口減、都市一極集中の煽りを受け、地方では支店の閉鎖、経営統合が進んでいます。
私自身あと30〜40年は現役で働かなければいけない中で、私を含む多くの行員が将来に疑問と不安感を持っています。
町がなくならない限り銀行もなくならないと楽観視する意見もあれば、なるべく早く転職すべきとの意見もあります。
今の仕事や待遇に不満はありません。家庭やローンもあるなかで、できれば転職はしたくないのが本心で、ただ田舎で安定した暮らしがしたいだけなのです。
このような状況の中でこれからどのように地方を取り巻く環境が変わっていき、どんな判断をしていけば良いのか、ご意見等をいただけたらと思います。
よろしくお願いします。

toshi
閲覧数:44

回答 4 件

2019/11/12 12:21 作成
石川光一 ユニアデックス(株)
石川光一

ユニアデックス(株)

IT系エンジニアをしています。よろしくお願いします。

こんにちは。初めまして。システムエンジニアをしている40代の会社員です。
地銀の将来ですか?確かに心配ですよね。
私の思うところですが、そもそも銀行自体の数が少なくなり、今ある銀行も統合の道をたどることになると思います。
銀行も他の会社同様、効率化が求められる時代です。
ネット銀行などではそれが進んでおり、窓口業務をネット上で実現しAIにより融資判断をするなど簡単に言えば機械化を進めることで最小限の人員で回すことを行っております。これに合わせメガバンクなどでも支店を減らし、業務の効率化を目指したりネットバンク化するなど省人化を進めています。
この状況下で地銀はどうでしょうか?そのままであればおそらく同じ道をたどることになり、人がする仕事はどんどん減っていくことになると思います。
が、地銀は地元に根付いて、という強みがあります。これを生かすことでメガバンクにはない地元に根付いた特色のある銀行にすることができるのではないでしょうか?
今の内からその目線であたらしい地銀のあり方を皆さんで考えられてみてはいかがですか?
拝聴、ありがとうございました。

2019/11/12 15:32 作成
山口ノボル 在宅ワーカー
山口ノボル

在宅ワーカー

在宅で主にライティングの仕事をしています。もうひとつハワイアンキルトの製造販売の経営者でもあります。時間をとって仕...

私は東京出身ですが、仕事で銀行関係の用紙や帳票などの紙製品を作成していました。それも20年ほど前のことですが、その頃から東京の銀行でも支店の統廃合、銀行同士の合併などが頻繁に見られていました。現在、とある地方に在住していますが、最近もある地方銀行の支店がなくなるなど、地方銀行を取り巻く環境はますます厳しいことと思います。地方には地銀の他にJAなどもあり、また地域密着の信用金庫なども同じように生き残りをかけています。そんな状況で、いまお勤めの銀行が10年後も変わらず存続すると想像するのはかなり無理があります。家のローンなど現実的なことがあるならば、最悪の場合も想定して今から動けるように備えをしておいた方が家族のためにも良いのではないでしょうか。箱ものと同じように、人間も簡単にカットされてしまうのが現在の日本ですから。

2019/11/13 14:54 作成

私は、50才代半ばの地方銀行行員管理職です。現在は、現役出向の形で民間企業に出向しています。形の上では、職位定年前に銀行に戻る契約ですが、ご質問の方の趣旨とは違う方向性から銀行へは戻りたくないと感じています。
そもそも近年の地方銀行は、地方創生・地域活性化の使命を持って、今までにないビジネスモデルを作り、その地域と運命共同体として生死をともにしなければならない公共的使命を持っていると思います。ただし、多くの論文的記事で大半の道府県では、複数の地方銀行は生き残れません。収益状況が厳しい上に生産人口も減少しており、当然、店舗統廃合、行員削減、その他リストラをやってようやく各県に1行残る程度と思います。
ご質問に対してですが、自行が地域の中でどのポジションにある地方銀行なのかも大切なポイントです。ただ個人的に思うのは、どんな業種で働くにせよ「その企業の中で自分はどんなことをしたいのか、何ができるのか」ということではないでしょうか。これから益々厳しい時代状況の中で、現時点で安定した暮らしを考えられるのは、一部の地方公務員だけではないでしょうか。またIT等の時代のニーズに応えられる自らの能力を持っていれば、どこでも食っていけるでしょうが、特段の特技能力がなければ、転職してもその業種・会社で同じ不安になられるのではないかと感じます。
今、人手不足の業種は、介護関係や土木建設関係が多いと思います。当然学生の時も銀行員になってからもわかっていることとは言え、一部の分野を除いて給与水準は実質目減りしています。ご自分の銀行に不安を覚えると同時にご自身の描く仕事を通した社会や家庭との向き合い方が、漠然としていると感じます。30才代であれば、転職し新たなチャレンジもできますし、銀行の中で地域創生のチャレンジもまだまだできると思います。当面の収益ノルマには追われるでしょうが、10年先、20年先を見据えた経営理念があれば、それを自ら具現化することができる年齢だと思うのですが。10年先に向けてのビジョンが明確でない銀行であれば、その銀行の生き残り確率は低いと思います。
繰り返しになりますが、自行のポジション、自行のビジョン、ご自身のスキル、やる気を総合的に客観的に考え、賢明なご判断をされることをお祈りします。地方銀行の未来は不透明であることは間違いないと思いますが、だから転職も選択肢、自ら行内で道を開くのも選択肢だと思います。
冒頭で触れた私個人のことで言えば、大病をしてから年齢的にも転勤につかれたことも要因としてありますが、地元企業の中で貢献しその地域に根差す方が、定期的に転勤のある銀行員よりじっくり腰を据えて地方活性化に微力ながらなれるのではないかと感じているからです。

2020/01/31 00:24 作成
シライマサアキ HRMコンサルタント
シライマサアキ

HRMコンサルタント

経営学修士(専門職)
専門分野 : キャリア教育・人材開発・組織開発

はじめまして。 お悩みはごもっともだと思います。誰だって先細りする将来には不安を覚えずにはいられないでしょう。
 さて、今回のご相談ですが、まず地方銀行の将来性について考えてみました。ご指摘のとおり、地方は地方で今後も経営環境は激変することが予想されます。そうした中で、地方銀行が生き残る方法は2とおりあると思います。ひとつはリテールに徹すること、もうひとつはビジネスソリューションカンパニーに進化することです。
 前者は、郵便局や農協というライバルがいます。その中で銀行ができることは何か。これが見つかれば生き残ることができると思います。
 後者については、融資でビジネスを支援するのではなく、銀行がもっている他のリソースでビジネスを支援することを考えていかないといけません。例えば、地域に観光客を呼び込む仕掛けを行政と一体になって取り組むことによって、新しい設備投資や観光客を増やし、それらを収益源とすることです。
 
 ところが、銀行は設備投資をしようとする会社や観光客誘致を試みるサービス業者に対してリスク評価や財務アドバイスすることは得意ですが、何に設備投資をすべきか、観光客誘致のためにどのような新しいサービスを提供すべきか、といったソリューション分野は苦手としているように見受けられます。
 こうした分野でノウハウを蓄えるかまたは、ノウハウを持った組織や人と組んで地域に貢献するしか道はないだろうと考えます。

 仮にこのような考えが的外れでなければ、相談者様がすることは自ずと見えてきます。自分が主体となって何かをはじめることです。フォロワーのままだと、いずれ訪れる統合や外部出向などで本流をはずれることにもなりかねません。

 今の段階で相談なさったような問題点に気づいておられることはすばらしいことですので、その気づきとともに自らも進化させる好機と捉えられたらいかがでしょうか。


関連する質問