質問
2020/10/04 21:59 作成

外資企業に5月下旬から転職致しました。未経験での職種で試用期間3ヶ月が経過し、試用期間延長3ヶ月の合意をしました。先週金曜に直属上司より口頭で、能力不足での退職勧告をされました。まだ具体的に退職日や、書類にサインはしていませんが、話し合いする際に気をつけるポイントなどを教えて頂きたく存じます。通常の事務職よりも給与が高いからか、とてもプレッシャーをかけられる仕事と、仕事内容がつぶしが効かない、人間関係に不安を感じていたので、長くても持って1年勤務で転職する事を考えていた矢先の退職勧告されたので、まだ貯金も十分ではないので不安のみあります。どうかアドバイス頂けませんでしょうか。よろしくお願い致します。
ちなみに内容としては、ケアレスミスが続いてしまい、顧客対応が出来ない=業務が出来ない、これが大きな理由と理解しています。しかし、細かいミスを毎回詰め寄って指摘されミスが怖くなってしまっている事も理由の一つだと自負しています。また確かに向いていないのかもしれないとは思う部分もあります。私としては、自己都合で退職手続きを進められると困るし、何か退職パッケージを貰える交渉が出来たらいいなと思っています。無理なら、せめて会社都合、試用期間残り3ヶ月を完了してから辞めたいと思います。助言くださいますようお願い致します。

匿名
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回答 1 件
2020/10/05 08:20 作成
佐藤 豪 外資系 執行役員人事総務総括・国家資格キャリアコンサルタント
佐藤 豪

外資系 執行役員人事総務総括・国家資格キャリアコンサルタント

長年、人事総務を担当しております。日本企業米系企業を経験して10年の米国勤務経験も有ります。10年程前にキャリアコ...

回答させて頂きます。私は今外資系人事責任者をしております。貴殿は外資企業に5月下旬から転職され、試用期間を3か月延長しておられる状況なのですね。また「通常の事務職よりも給与が高くとてもプレッシャーをかけられる仕事で仕事内容につぶしが効かない」内容なのですね。本当に辛い状況十分理解出来ます。貴殿から頂いた情報を基に今後現状を改善&方向性を検討するのに以下の事を提案させて頂きますので参考にして下さい。
1. 試用期間中の労働者の労働条件と権利・義務。
試用期間中の社員と本採用後とでは基本的な違いはありません。条件を満たしているのに社会保険未加入とか最低賃金を下回るような給与の設定は不当な待遇としては認められていません。
但し、一般的に試用期間中の労動契約は、「解約権留保付労働契約」と位置付けられており、法律上では「試用期間の間、雇用者は労働契約の解約権を留保している状態」と解釈されます。従って、試用期間中に「社員として不適格」と判断した場合は、労働契約を解消することができますがそれには様々な条件が必要です。
2.試用期間中の解雇が認められる理由
試用期間の解雇が認められる理由としては、基本的には以下の例が挙げられます。
(1)勤務態度が極めて悪い場合
(2)業務命令に従わない場合
(3)理由なく遅刻・欠勤を繰り返すなど職務上の規律違反が多い場合
(4)経歴詐称、履歴に重大な虚偽の事実があったことが試用期間中に発覚した場合

(1)~(3)は、企業側が繰り返し指導をしても改善が見られなかった場合で、解雇が正当であると認められます。
ここで貴殿の場合ですが、試用期間中の解雇理由である「ケアレスミスが続いてしまい、顧客対応が出来ない=業務が出来ない、これが大きな理由と理解しています。しかし、細かいミスを毎回詰め寄って指摘されミスが怖くなってしまっている事も理由の一つ」と想定されておりますが、原則的に(部長以上の経営幹部層以外)試用期間であっても「能力不足による解雇」は簡単には認められていない事が多いと考えます。過去の解雇をめぐる裁判では、指導や教育を行った末の結論かという点が焦点になっています。
そもそも前提として、解雇理由の客観性を判断するため、企業側は就業規則に「解雇事由」を正確に記載しておく必要があります。
3.試用期間であっても解雇には客観的で正当な理由が必要
能力不足で解雇する際には、会社側が日々適切な改善のための教育努力をしたかどうかが焦点になります。それも、辞めさせる為の圧迫指導や過酷な指導では無く適切な指導が要求されます。弊社もこの辺り(試用期間中の対応・本採用条件)は大変慎重に行っております。
よって解雇する理由について客観性を担保するため、就業規則に解雇する場合の理由を明記しております。
(例)試用期間の労働契約書に記載する内容
*試用期間(試用期間を延長することはあるか)
*勤務地、業務内容、勤務時間、休憩時間、休日休暇、所定労働時間や残業について
*基本給、諸手当
*本採用の可否⇒試用期間中に期待されるスキル、成果。出勤状況や勤務態度、健康状態など
4.最後に
先ず是非、1~3の内容を確認し現会社が貴殿に対し、適切な“説明・試用期間中の契約内容開示・解雇に関する適切なアドバイス&指導”等があったかを精査してください。その後是非人事部と相談し退職(貴殿の場合は恐らく、もっと相応しい会社に転職された方が良いと思います)に際しての交渉を行った方が宜しいかと存じます。
(交渉内容例)
*契約内容の相違
*指導・アドバイスが不適切であった
*能力不足での解雇は一般的の認められていない
*本件に関して、誠意ある対応(当別退職金支給等・退職自由の考慮等)
*上記内容に関し誠意ある対応を頂けない場合は、公的機関並びに適切な相談機関
 に話しをさせて頂く
以上が少しでも参考に成れば幸いです。応援しております。
佐藤 豪


この質問の回答者
佐藤 豪
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外資系 執行役員人事総務総括・国家資格キャリアコンサルタント
佐藤 豪

外資系 執行役員人事総務総括・国家資格キャリアコンサルタント

長年、人事総務を担当しております。日本企業米系企業を経験して10年の米国勤務経験も有ります。10年程前にキャリアコンサルタントの資格を取り皆さんにキャリア相談も行っております。グロ...

東京都 武蔵野市吉祥寺 

長年、人事総務を担当しております。日本企業米系企業を経験して10年の米国勤務経験も有ります。10年程前にキャリアコンサルタントの資格を取り皆さんにキャリア相談も行っております。グローバル人事・キャリア相談ならなんでもご相談受付ます。

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