質問
2020/09/02 14:22 作成

警察官には地方公務員と国家公務員があるようですが、階級やキャリアでどのように変わりますか?国家公務員になれる人はごく一部でしょうか?詳しい方教えてください。(_ _)

匿名
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回答 1 件
2020/09/03 16:48 作成
益田 三寛 元警察官
益田 三寛

元警察官

私は以前、警察官として勤務していたものです、参考になればと思い回答させていただきます。

①仕事内容について
 まず、イメージされる警察官(交番のお巡りさんや刑事さんなど)のほとんどが地方公務員になります。国家公務員の警察官は警察庁勤務となり、基本、現場の仕事にはつかず、上昇部組織として日本の警察全体の管理、監督業務が仕事になります。

②キャリア、階級について
 まず日本の警察官の階級については
 巡査→巡査長→巡査部長→警部補→警部→警視→警視正→警視長→警視監→警視総監→警視庁長官
となります。地方公務員として警察官になった場合、巡査からスタートし少しずつ階級を上げていくことになりますが、国家公務員(キャリア)として警察庁に入った場合、スタートが警部補からとなりますので、この時点で既に4つ上の階級からスタートできます。つまり、昇任スピードはもちろん、給料にについても階級が違ってきますので差が出てきます。しかし、地方公務員と言えど警察官はハードかつ危険な任務についているため、全体的に一般のサラリーマンよりは高い水準の給料だと思います。

③国家公務員の難易度について
 結論から言いますと、極めて高いです。
 まず、難易度の高い国家公務員試験を合格し、そこからまたさらに難易度の高い警察庁を受けなければなりません。
 警察庁は国家公務員の中でも非常に倍率が高く狭き門です。採用枠は毎年10人くらいと極めて少なく、合格者も名門大学出の方ばかりです。
 また別の方法で、地方公務員で警察官になり、警視正の階級まで行けば、国家公務員になれますが、大半の警察官がよくて警部補で退職という中、警視正まで行くというのは、それもまた相当な努力が必要になります。

 どちらが良いとは一概には言えませんが、テレビで出てくる警察官(刑事、白バイ、鑑識など)のほとんどが地方公務員ですので、みんながイメージする警察官の仕事がやりたければ地方公務員、リーダーとして今後の警察組織を指揮監督していきたいと思うのであれば国家公務員を目指されてはと思います。


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益田 三寛
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