質問
2020/08/24 17:53 作成

現在メーカー系の社内SEとして働いているのですが、SESサービスも展開していきたいという話がでています。
不勉強なのですが、SESサービスとはいったいどういうものなのでしょうか?
ネットで調べてみましたが、請負や派遣との違いがいまいちわかりません。グループ企業ならまだしも、全然知らない会社に常駐しなければならないとなると通勤の負担もありますし、できれば避けたいところです。
働き手にとってはメリットのあるものなのでしょうか?

匿名
閲覧数:16
回答 1 件
2020/08/25 14:13 作成
梶原 システムエンジニア、応用情報取得済み
梶原

システムエンジニア、応用情報取得済み

大学院卒業後、ソフトウェアハウスにてシステム開発に携わる。
2社目では卸会社の社内SEとして社内システムのリプレ...

フリーランスエンジニアをしております梶原と申します。
請負、派遣とSESとの違いということで、説明いたしますね。

これらの違いは、成果物の完成義務と指揮命令系統の所在の違いとなります。

成果物の完成義務というのは、その名の通りある仕事を完成させる義務のことです。
これがない場合は、一定時間普通に働いていれば、仕事が完成しなくとも問題はないということです。
(=実際には次の月などに残業をお願いされたりするでしょうが)
逆に義務があるということは、仕事が完成しなければ契約不履行として報酬が支払われないことにつながります。

指揮命令系統の所在というのは、ある仕事を行う際に、どういう順番で何をやるかといったリーダー業務をどこが行うのかということです。

ここで、顧客企業、自社、自分の3者がいて、自分は自社に所属しているとします。

請負契約の場合は、成果物の完成義務があり、指揮命令系統の所在は自社にあります。
つまりスケジュールの管理等は、自社のリーダが行い、働く場所は環境に問題がなければ自社であることが多いです。

派遣契約の場合は、成果物の完成義務はなく、指揮命令系統の所在は顧客企業にあります。
つまりスケジュールの管理等は、顧客企業のリーダが行い、働く場所は顧客企業になります。

SESの場合は、成果物の完成義務はなく、指揮命令系統の所在は自社にあります。
つまりスケジュールの管理等は、自社のリーダが行いますが、提供するものは労働時間となりますので、働く場所は顧客企業となります。

SESの労働者側のメリットとしては、労働時間がきっちり決まっているということです。
SES(=準委任契約)では通常ひと月に160h働き、それを超えた場合は別途報酬の調整が行われます。(実際は140h-180hなら160h扱いとして、それを超えると時間単位で増減させることが多いです。)
つまり、請負契約の場合の様に終わらなくてずっと残業といった可能性は低いということです。

SESの労働者側のデメリットとしては、準委任しても問題のない仕事が多いということです。つまり仕事の難易度が低いことが多い為スキルアップにつながらないと言われています。
また労働場所も契約ごとに変わるわけで、その点は不都合な場合もあります。

SESのみを行う企業が最近急成長しており、企業側からすると、大失敗するリスクが低い為、今後も拡大することが見込まれています。
確かに自社でのみ開発を行えれば安定ですが、今後は避けがたい形態かもしれません。
どのような立場にあっても有利に立ち回れるようスキルアップと健康管理が大事になってくると思います。


この質問の回答者
梶原
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システムエンジニア、応用情報取得済み
梶原

システムエンジニア、応用情報取得済み

大学院卒業後、ソフトウェアハウスにてシステム開発に携わる。
2社目では卸会社の社内SEとして社内システムのリプレイスを担当。

その後、2019年よりフリーランスエンジニアと...

東京都  

大学院卒業後、ソフトウェアハウスにてシステム開発に携わる。 2社目では卸会社の社内SEとして社内システムのリプレイスを担当。 その後、2019年よりフリーランスエンジニアとして常駐およびオンラインにて案件を受注中。 C#/VB.net,Javaを使うシステムをメインとしています。

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