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【後編(パートナープロファイリング協会編)】
「パートナープロファイリング協会代表・デザイナー、田んぼプロジェクト主宰とさまざまな顔を持つ(株)モンテキーヨの佐々木大介さん そこに流れる共通理念を語る」

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小中学校時代はいじめられっ子、大学時代にはリア充、卒業後はブラック企業、そして企業へ…と様々な経験と経歴を持つ佐々木大介さん。現在はその集大成としてパートナープロファイリング協会を立ち上げ、企業研修にも取り組んでいる。業態は変われど見つめ続けていた目線は同じ… 何を見てきたのか? その中心を語る。

「『誰でもなんでもできるんだよ』っていうのは伝えたいですね」

~ 自己肯定感を高めるためのパートナープロファイリング協会 ~

インタビュー1

「僕としては、すべての人が主体性を持った世界を見てみたいです」

~ パートナープロファイリング協会のメソッドと今後のビジョン ~

インタビュー2

「『誰でもなんでもできるんだよ』っていうのは伝えたいですね」

~ 自己肯定感を高めるためのパートナープロファイリング協会 ~

  ───  パートナープロファイリング協会について教えて下さい。

パートナープロファイリング協会では、性格の多様性の本当の意味を伝えています。多くの人が生きずらさを抱えている時代なんです。 人類の悩みの3大要素はヒト・モノ・カネなんですよね。みんなお金がない事でまず悩む。何でお金がないの?物事が動いてないから。 物事動かすのって人なんですよね。だから人の問題さえ解決すれば人間っていうのはみんな自動的に幸せになっていくはずなのに、そこに目を向けずに目の前のお金であったり物事に執着して、不幸になっていく人がいっぱいいるんです。

まずは自分自身を知ることで始まるんです。自分自身とは何者なんだと知ることによって、他人と比べなくなるですね。他人と比べなくなるようになると、やっと人に何かを提供できることができるんですよ。 いわゆるペイフォワードってやつですよね。自分が何者なのかも分かってないのに。自分が0なのに、他人に与えようとしてる人ばっかり、この世の中にいるんですよね。 「先に与えましょう」っていう文化があるから。もちろん間違ってはないんだけども、自分が何者か、自分が何を提供できるかを分かって提供しているものって、誰かのためになるんですよ。

でも自分が何者かを分かってないのに、もう無造作に誰かのためになろうとしているのって、実は依存なんですよね。「僕は何もできないんですけど、寄り添うことは出来ます」みたいなことばっかり言ってるんですよ。 めっちゃ厳しい言い方すると、力のないやつに寄り添ってもらったらそれ迷惑なだけなんですよ。誰が寄り添ってくれって頼んでんっていう話なんですよ。時として、寄り添ってほしい時はあります。 でもそれが過ぎれば、個別になればいいのに、寄り添ってるやつってずっとついてくるんです。そうじゃない。まずは自分が何者かを知ること。それが自己肯定感を得ることなんですよね。 キッチリとした自己肯定感を得た人間が次にすることが、他者に対して何かを与えることなんですよ。それを今伝えていっていますね。

  ───  それはどうやって伝えられるものなんですか?

それはですね、まず人間の性格っていうのは、持って生まれた先天的なものと後天的な体験のこの二つから成り立っています。先天的なものを気質といいます。後天的なものを人格といいます。 この先天的な気質というのを僕たちの協会では中国の殷という国から出てきた六十干支というマニュアルを使って、それを現代版に訳しています。この六十干支っていうのは実は四柱推命とか動物占いのルーツにもなってるんですよね。 ただ東洋って六十干支が強すぎて、運命論ばっかりなんです。一方で西洋の人間っていうのは心理学の科学を使って自己啓発をしてきた人間なんですよ。その両方が必要なんですよね。なので次は後天的な人格の部分です。 ここはいわゆるフロイトやユングといわれる心理学者のノウハウを使ったり、現代の心理学者であり脳科学者でもあるマックスウェル先生のメソッドから、自己実現していくための、無意識を意識するための方法を教えてます。 気質だけだと占いになっちゃうし、人格だけだと自己啓発になっちゃうんですよ。それぞれの気質に合わせた自己啓発方法というのがあるんですよね。それをお伝えしています。

そして最後卒業生には、生年月日で気質が分かるアプリを用意しているのですが、そのアプリの使用許可を与えてます。そのアプリだけだと占いの域を抜けなくって、我々の協会のしたい主体性の発展を達成できずに、 むしろ依存型人間を作ってしまいます。だからそれなりの座学であり体験をしてもらった人間だけが、卒業して認定アドバイザーとして活躍してもらえたらっていう風にしていますね。

  ───  内面ところにアプローチしていくんですね。今までの経歴と大きく変化しているような気もするのですが。

結局ね、人が好きなんですよ。僕の原点はいじめられっ子やったことです。当時いじめられっ子ながら「人って何でもめるんだろう」とかそんなことばっかり考えてたんです。 で金属加工の会社に入って、「人間は嘘つくけど物は嘘つかない」って事を体感し。今度ウェブコンテンツ屋に行って、人間の心を扱うんですよね、診断コンテンツなんで。 例えばアンケートとる時に、クオカード500円あげるんでしてくださいってなってもこれ、富裕層絶対しないんですよ。でもあなたの本心が分かるからこのアンケート答えて下さいってやったらみんなやるんですよね。 「自分のことを知ることについてはみんな嘘つかない」んですよね。役者をやってようが物を作ってようがコンテンツを作ってようがすべて僕が見てきたのは、人間の内側なんですよね。実は何も変わってないんですよ。

  ───  表面に出てくる内容がより内面的な内容になってきたんですね。

いろいろ僕の人生の円熟を迎えようとしてるんですよ。やっとたどり着いた形がこのパートナープロファイリングですね。

  ───  自己肯定感を高めるために自分の気質と人格を知ることが大事なんですね

そして与える側に回るっていう。結局人って社会貢献したい生き物なんですよね。僕ね人類だけやと思うんですよね。誰かを幸せにすることで発展してきた生物って。そしてそれは人間の業やなって思ってるんですけどね。

  ───  そしたらパートナープロファイリング協会の強みは何ですか?

ウチが圧倒的によそと違うのは、先天的なものと後天的なものを両方同時に取り扱ってる所なんですよね。東洋にある運命論的なものと、西洋の臨床データの蓄積からくるテクニカルな脳科学・心理学を両方とも採用したところです。

あと、もうひとつ面白いのは僕がビジネスとして脳科学心理学六十干支をお伝えしていますけど、僕は元々そういう学校出たという意味でのプロフェッショナルではないっていうことなんですよ。 学者ではないっていうことなんです。だから生の声を届けられるんですよ。現場に渦中にいる人間だからこそ伝えられる。考え方一つなんですよね。じゃあ、あなた大学の心理学科出てるんですか?出てないですよ。 出てることと出てない事に何の意味があるんですか?こういう僕の生き方そのままがウチの受講生に対してポジティブになるんですよね。僕はデザインの学校を出たわけじゃないのにデザインの仕事してます。 ビジネススクール出たわけじゃないのに会社経営しています。心理学の学校出たわけじゃないのに、それを伝える事を仕事にしています。そう、「誰でもなんでもできるんだよ」っていうのは伝えたいですね。

「僕としては、すべての人が主体性を持った世界を見てみたいです」

~ パートナープロファイリング協会のメソッドと今後のビジョン ~

  ───  ところで気質と人格ってどういう関係になっているんですか?

ウチは生年月日で分類分けをするんですが。インテリジェンスの知性(I)とフィジカルの行動型(P)とエモーショナルの感情型(E)の3タイプがあるんですよ。 次に右脳型(L)、左脳型(R)の2タイプ、あと内向型(+)、外向型(-)の2タイプがあるんですけどね。僕の知り合いで、奥さんから理屈の神って言われてるロジカルモンスターがいるんですよ。 理屈の神って言われているような人やから、知性型・左脳型・内向型だと思いそうなんです。でも実際に診断すると全然違ったんですよ。行動型の右脳型の内向型って出るんですよ。で本人に見せたんですよ。 そしたら「佐々木さん、僕昔おっちょこちょいやったんです。兄貴がむっちゃ論破してくるんで、僕は理系の大学行ったし大学院いったし、まさに理論武装です。当たってます、この診断」って。 実際に、彼のやってる事をよく見てみると、結構先走ってるんですよね。理屈の神やと言われてますけど。後天的な体験で、理屈の神にはなったものの、根っこは変わってないんですよね。

  ───  そこからどう自己肯定感が高まるのですか?

人間の性格っていうのは、こういう風な12分類の気質、プラス後天的な体験があるじゃないですか。じゃあ後天的な体験って何があるかって言ったら、脳科学の話になるんですけど、人間の脳みそって、3歳までで80%できるんですよ。 12歳で100%なんですよ。12歳から20歳で人生のマッピングをするんですけど、そのころに自分の人生に影響を与えているのが親なんですよ。次に教育者、次に友人。最後に社会通念。要はマスコミなんですよね。 それをちゃんと自分の過去を紐解きながら、どんな風に親にしつけられたか、どんな家庭環境だったかっていうのを皆うちの講座では遡っていくんですよ。そのベースにあるのが自分の気質なんですよ。 こんな気質を持った自分がどんな風に親から育てられたか、どんな学校に行ってたかっていうのを、調べていくと、まあみんな泣きますね。自分の成り立ちがそこで見えてくるんですよ。 「確かに、僕の性格が今こんな風になったのは仕方ないよね」って受け入れるんですよ。受け入れた瞬間に、それは自分を認めたことになるんですよね。自分自身を作っているのは絶対に外部要因なんですよね。 でも、子どもは親を選べないんですよ。なんでいくら親を恨んでも仕方がないんですよ。

  ───  なるほど、気質を分かった上で自分の過去を振り返る。それを認めることで自己肯定感が高まる。そういうメソッドがあるんですね。

ウチのパートナープロファイリングではあります。過去をちゃんと見て客観的に語れるようなぐらい客観視して分析していくと、自分のプロファイリングができてくるんです。 そうするとみんなが持ってる人生ストーリーを語ることができるんですよね。みんなそれぞれストーリーがあるんですよ。

  ───  受講生はどんな方が合いやすいですか?

まあすべての悩みを抱える人たちが対象になるんですが、中でも経営者や子育てに悩んでいる人が多いですね。経営者の方っていうのは常に疑心暗鬼で、常に狙われる立場にいるので人間関係に悩みやすいと思います。 それにアプリ使えるようになるんで、社内の組閣に使えたり、対顧客にも使えたりするんですよ。次の育児世代ってホントに子どもの事好きなんですよね。僕もそうだし。 だから反対に、子どもが思ったように育ってくれないことに対して、一番ストレス感じてるのも親なんですよね。そして、自分が正しいと思ってることを疑わずして子どもにやるんですけど、気質が違うから子どものリアクションが違うんですよね。 気質によってかける言葉って変わってくるんだけど。その気質っていうのが生年月日によるものっていうのを知ることで、ホントに子どもを理解することができるんですよ。

分かりやすいのは親子関係で悩んでいる人か経営者ですね。親子関係っていうのは自分が親の場合もありますし、自分が子どもの場合もあります。

  ───  経営者さんに合ってるんですね。

ウチの受講生の半分は経営者ですよ。そこから、これ社内研修用の資料なんですけどね。こっちの事業展開も考えています。社内で心理的安全性っていうのを作ることができますよっていう。 最初は夫婦とか親子関係向けばっかりに考えていたんですけど、受ける人が社長さんが多く、ある会社から相談がありまして。これからです。BtoCからBtoBへ今飛躍しているところですね。

  ───  それは今後のビジョンでもあるんですね。

はい。パートナープロファイリングはカウンセリングじゃないんで、集団でも行けます。それにチームのメンバーの考えていることもみんな分かります。

  ───  そこまで共有できるんですか?

できます。例えば、E型の人に仕事でミスした時に、僕が上司やとしても、ガンガン怒っても効果ないんですよ。ミスしたこと分かってるわけじゃないですか。 そういう時に「どんな気持ちやった?」って聞くと自分の気持ちを言ってくれるんですよね。全部吐き出さないと上司との言うことを聞きにくいんですよね。 一旦その経緯であったり、自分が何を思ってアクションをとったかを説明して、上司がそれはしゃあないよなって言ってくれた瞬間にバンって心が開くんですよね。 いきなり頭ごなしに怒られたら聞きたくないタイプなんです。っていうのを周りが分かってくれたら、投げかける言葉が変わってくるじゃないですか。

  ───  人によって違うから。

違うんです。僕なんてIタイプなんで、絶対理由がいるんですよ。頭ごなしに言われたときに「なんでですか?」って聞くタイプなんですよ。Pタイプなんかはいちいち理由とかいらんのですよ。 何をしたらいいんですか僕は?っていうのがPなんですよ。そういうのをチームで共有すると、まずかける言葉も変わるし受け取り方も変わるんですよ。しかも「でたEタイプ」「でたPタイプ」って公約数ができる訳じゃないですか。 もう笑いに変わるんですよね。それぞれの違いがストレスに感じるのが、笑いになるんですよね。ポジティブになるんですよね。気質の違いが。

  ───  それをお互いが知り合っていく。

そうです。そうすることで会社が良くなって生産性が上がる。だってもめごと減りますもん。なので今後は、社内の研修も増やしたいですし、個人向けもやっていきます。後は、カウンセラーでなく、メンターと呼ばれる人も増やしていきたい。 誰もが誰かのメンターになり得る可能性を秘めています。とにかく主体性を持った、人間臭くて芯の強い優しさを持った人間を増やしていくっていうのがここ数年の僕のミッションですよね。 同時に僕の代わりとなって教えてくれる人間も育成しなくちゃいけないし、それができてくると事業として安定してくるので、僕は違うこともできる。 何をしたいかというと、僕はパートナープロファイリング協会と農業でひとかどの人間にならないといけないと思ってるんですよね。そういう認識をもらえる人。 佐々木さんって言ったらパートナープロファイリング協会の人で農業もやってる人だよねっていうのが僕の目標ですね。

  ───  なぜその2つになったんですか?

環境、そして食べ物っていう生き物の原点と心っていう人間の原点の部分だからです。そこを押さえといたら強いし、僕が一番興味ある部分ですから。全国に僕らみたいな形で農業の活動している人はたくさんいると思います。 そんな日本人が増えていている、僕らの世代って最後のテレビに洗脳された世代かもしれない、それを変えたいですね。だから最後はこれに帰ってくるんですよ。 主体性の発展を約束しますっていうのが理念ですけど、僕としてはすべての人が主体性を持った世界を見てみたいです。

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パートナープロファイリング協会

 大阪市中央区南久宝寺町4-4-13 大東ビル308

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インタビュアー:Hamashima Hiroyuki

元小学校教諭のコーチングファシリテーター、インタビューといったウェブメディア事業の企画担当


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