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現代社会で求められてるコミュニケーション能力。そしてその人材を育てるコミュニケーション講師の仕事とは

2019.05.15

 

井口 泰裕 - Iguchi Yasuhiro

コミュニケーション講師


  ───  早速ですが、自己紹介をしていただいていいでしょうか?

一般社団法人 IRMコミュニケーション協会で、コミュニケーション講師をしている、井口 泰裕といいます。

  ───  コミュニケーション講師としてどんなことを教えておられますか?

まず、コミュニケーション能力は社会人にとって一番大事と言われているけれど、学校では教えてくれないですよね。経団連が発表する「社会人に求める能力」の13年連続1位がコミュニケーション能力で、2位が主体性なんです。 僕たちはこの2つを中心に教えています。コミュニケーション能力だけ身につけても、受け身でいては何も身につかないので、主体性を持って、設定した目標に向けてやり抜く力を養っていただいています。 セミナーを受けて学ぶだけでうまくいくわけではありません。さらに実践し、経験を加える必要がありますので、弊社ではそのためのトレーニングができる環境を整えています。
例えば、弊社ではイベント会社と提携をしていて、100人規模のバーベキューだったり、クラブイベントなどを企画していまして、そこを実践の場とすることができます。 主催をする側となるので、発言・指示をしていく機会が多くあり、より実践的に学んだことが身につく環境が整っているということがとても大きいです。

  ───  どのような方が学びに来られていますか?

弊社では講座内容を恋愛学、対人関係学、営業学、キャリアアップの4つに分けていまして、一般のコミュニケーションに悩みを持つ方はもちろんのこと、営業職の方で今以上に売上げを上げたい人や、すでに稼いでおられるような経営者の方も学びに来られています。
また、自己変革講座があり、考え方・心が変わったら行動が変わる、行動が変わったら結果が変わるという流れを学び、実践していただきます。それ以外でも、外部から講師をお呼びすることもあり、投資、保険、お金の知識などオールマイティーに学ぶことができます。

悩んでいた時期から講師との出会いで人生が好転

  ───  この仕事をするきっかけはありましたか?

はい、IRMコミュニケーション協会で講師となったきっかけがいくつかありまして、 もともと、学生の時から、とても人と話すのが苦手でした。僕は徳島の高等専門学校を卒業したんですが、そこでは5年間ずっと20〜30人のクラスメイトが一緒だったんです。その中でなら仲良いけれど、その範疇を超えたら、途端に喋れなくなって人見知りになってしまうんです。そんなこともあってずっと彼女もできませんでした。 それでこのまま社会人になったら、まずいなと思い、コミュニケーション能力が低いという自分を変えたくて、建設業の現場監督の道を選びました。 その仕事に就いてからもとても苦手でしたが、それなりに監督業をこなしていったら、当たり障りのないコミュニケーションができるようになっていきました。ただ、建設業界って、自分の親父くらいの年配の男がほとんどで、若い方が少ないんですね。 なので同い年くらい人や女性は相変わらず苦手なままでした。
また、建設業界は、転勤が必須で、だいたい半年〜2、3年の間隔で全国どこでも転勤するんですけど、ある上司の話を聞いたことでこの道を考え直すきっかけとなりました。結婚20年目の上司が18年間 単身赴任で家族と過ごした期間が2年しかない。そうなると子供にとっては、お父さんという感覚ではなくて、たまにくる親戚の「おじさん」みたいになるという。その話を聞いて他の業界も考えた方がいいなと思うようになりました。 そんな時にちょうど地方から大阪に転勤になり、そこで何か探さないといけない、会社以外の人脈作らないとと思い、交流会やイベントに参加しました。 ただ、そこでも自分のコミュニケーション能力の無さを思い知ることとなり、イベントに行っても周りと話すことができずに隅っこにいたり、勧められたビジネスに手を出してみたけれど、売り込むことができずに、うまくいかなかったり、今の自分には知識も教養も何も足りてないなと思っていました。 そんな時に今のコニュニケーション協会の講師に出会いました。
そこで言われたのが、「コミュニケーションの能力は持って生まれたものではない、しっかりとしたコミニュケーションのノウハウや基礎を学んで、実践して、経験を積んでいけば、能力が上がっていくよ!」と。 それまではコミュニケーションは生まれ持ったセンスのようなものがあって、クラスの人気者みたいな人が成功していくのかなと思っていたんです。 それで、それならやってみようかなと思って、やりだしたのがきっかけなんです!
そしてやはり始めたら、すごく変わっていきました! 今までできなかったことができたり、人から褒められたり、自分が変わったなと思えて、自己成長が実感できた時は本当に楽しかったです。そういうのを楽しめるようになったら、どんどん勉強しようと思ったし、さらにトレーニングしようと思いました。例えば、今までできなかった彼女がコミュニケーションを学びだして、1ヶ月でできて、今では婚約までしました。 それと単純に人と会うのが楽しくなりました。以前はイベントとか大嫌いでしたが、今ではいろんなところに行きたいし、いろんな人に出会いたいです。それによって自分の教養も身につくし、すごくいいことづくめなんです。

  ───  どんな人に学んでほしいと思いますか?

誰にでも悩みはあると思うんですが、人間関係や対人関係など、とにかく現状で解消したい悩みがある人や、向上心のある人ですね。現状よりもレベルアップしたい人、もっと成績をあげたい、キャリアップしたい人は是非、学んで欲しいです!

自己成長と貢献をモチベーションに

  ───  では最後に今後のビジョンを教えて下さい

コミュケーション講師としてやっていくことでもっと自己成長していきたいです。 能力を身につけたい時、教えるのが一番身につくんです。「エドガーデールの法則」にもあるように、「見る」という行為は頭に10%しか入ってこない、「聞く」は20%、「言う・書く」は70%、一番入ってくるのは「教える」で90%と言われている。やはり教えるとなったらそれなりの知識は必要だし、頭で整理して伝えないといけない。なので、やる側が一番能力が上がるんです。 そして、自分のレベルが上がったら見えてくるものが変わってくる。例えば以前なら交流会に行ったら、周りの人に売り込まれるばかりで、周りの人がすごい人にしか見えなかったけれども、こちらもそれなりに成長したら、この人はこういうやり方でこういう人なんだというのが見てわかるようになった。それは自分の経験やレベルが上がったからなんです。 例えば、タワーマンションの5階から見る景色と30階から見る景色は違ってくるように、自分の立ち位置が変わると見える景色が変わります。 今ではレベルアップしていく自分がとても楽しみで、モチベーションになっています。 そして、昔の自分のように悩んでる人、向上心のある人を手助けしていく、こんな素晴らしい仕事ないじゃないですか!と思うんです。

 

一般社団法人 IRMコミュニケーション協会

 大阪府大阪市北区曽根崎1-3-6-2202

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インタビュアー:Tenra Shuji

JobQuery代表 兼 エンジニア

webアプリケーション・ジョブクエリの開発/運営を行う。元ツアーコンダクターで旅行好き。

jobquery.jp/shuji_tenra

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