石川恵

主婦

社会保険労務士資格を保有する主婦です

  神奈川県


回答 1 件
会社経営者です。期間の定めをもうけずに、雇用契約を結んだ労働者に、使用開始後に著しい能力不足が発覚した場合、解雇することは可能でしょうか?

2019/06/18 12:27 作成

解雇は正しい手順を踏む必要がありますが、可能です。 もし可能であれば、解雇の前に退職勧奨を行い、本人に退職願を出してもらう方が望ましいです。 労働者本人が懲戒(無断欠勤や勤務態度が著しく悪い場合など)にあたらず、本人が仕事を続けたいと思っている場合は、やむを得ず解雇通告を行うことになります。 この場合は、30日以上前に解雇予告を行うか、解雇予告手当(30日分の平均賃金)の支払いが必要になります。 その際にも、就業規則等に明確に解雇事由を記載しておき、本人が納得していないと後々に大きなトラブルともなりかねませんので注意が必要です。 「本人の非ではなく会社の指導不足ではないか」「もう少し時間をかけて判断すべきではなかったか」など会社に非があると判断されると訴訟になり多額の賠償金を支払う必要が出る可能性も否定できません。 また、会社都合での離職は、労働者にとっては失業給付を有利に受けられるメリットがありますが、会社都合で解雇されたという履歴は職業安定所に残るので注意も必要です。 会社にとっても、会社都合で離職者を出したという記録が職業安定所のデータに残り、その後の助成金の申請にも響く可能性があります。 解雇することは可能ではありすが、大きなリスクも伴う事を承知の上、法律に違反しない正しい手順で行うようにしてください。 社会保険労務士や弁護士に相談すると確実かと思います。