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日本語教師・ビジネスマナー講師

日本・海外の人材開発・社内教育に携わっています。日本語講師やビジネスマナー講師の他、日本人スタッフと外国人スタッフのブリッジ業務もしております。

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ビジネスで「こちらは~したはずだと思っていますので、確認してもらえますか?」というのを敬語で相手に失礼のないように言うにはどういう言い方になりますか?

2020/01/17 08:58 更新

「こちらは~したはずだと思っていますので、確認してもらえますか?」 相手が誰であっても、どんなに感情的になっても まず自己正当化や嫌味な表現を避けましょう。 このままの語彙を敬語にしたら、さらに嫌味炸裂になります。 敬語の特性(ウチとソト)は嫌味にも応用できてしまいます故。 しかし下手下手に謙りすぎる必要性もありません。 自分が行なった事実・結果を伝え、 確認あるいは再確認をお願いする姿勢が最初のステップです。 [メールなどの文語の場合] 〇〇いたしましたので、ご査収のほどよろしくお願い申し上げます。 例)データをアップロードいたしましたので、ご査収のほどよろしくお願い申し上げます。 主語を入れなくても「〜いたしました」など謙譲語(丁重語)を使用することで 主語(行為をする者)が自分側だと分かります。 口頭で話すような丁寧すぎる敬語だと、読み手は目が疲れてしまいます。 「〜確認してもらえますか」の代用として 「ご査収のほどよろしくお願いいたします/申し上げます」 クライアントへのビジネスメールの言い回しとしてよく使用されます。 社内の場合「〜ご確認のほど」「ご確認願います」などもう少し簡潔でいいでしょう。 また社内チャットなどでの返答の場合は 「〜いたしました。  ご確認願います。」 と短文2〜3行でより簡潔にまとめると 相手も承諾の返信をしやすいです。 チャットツールでは丁寧な長文より 最低限の敬語と読みやすさ・簡潔さが求められます。 スマートフォンの小さな画面で読むことを考慮しましょう。 [対面・電話の場合] 「〜いたしましたので、ご確認いただいてもよろしいでしょうか/ご確認いただけますでしょうか」 口語では、相手の様子を伺いながら 「〜ご確認いただいてもよろしいでしょうか」「〜ご確認いただけますでしょうか」 尚「ご確認していただいて」は間違いになります。 「ご〇〇する」「お○○する」は謙譲語(自分の行為)を自分で謙っていただいてしまうことになります。 この間違いがビジネスシーンでも非常によく見られます。 また「ご確認ください」は賛否ありますが 「〜ください」は丁寧でも「命令」と捉える方もいるので 目上の方やお客様には避けた方がいいかもしれません。 誰に対してなのか(上司なのかクライアントなのか など) メールなのか、チャットなのか、対面なのかのシチュエーション 業種・職種による違い 相手の苦言に対する反応なのか否か などシチュエーションで言い回しは変わってきます。 特に最近は、タスク管理アプリやLINEやskypeのチャットツールで 指示を出したり、そのやり取りを共有したりすることが増えてきています。 場所を選ばず、スマホを取り出して確認する方が圧倒的に多い時代です。 敬語表現が丁寧すぎて「長く」なると読み手にとってストレスがかかるため 簡潔さも求められます。